鍼灸師の初任給は、働く場所や地域によって異なります。個人の鍼灸院で働く場合と、病院やリハビリ施設で働く場合では、給料に差が生じることがあります。また、経験を積み、技術やスキルが上がると、給料も上昇する傾向があります。

厚生労働省が提供しているハローワークの求人統計データによると、鍼灸師の求人賃金（令和5年度）は26.3万円でした。

初任給

学科	基本給	年収（賞与含める）	備考
鍼灸師	22万～27万	264万～350万	鍼灸師のスポーツトレーナーが増えてきている状況

（出典：新宿医療専門学校　求人データ）

鍼灸師の年収は、働く場所や経験年数によって大きく変わります。一般的な平均の年収は

約459.3万円程度とされています。新卒や経験の浅い鍼灸師の場合、年収は約300万円前後からスタートしますが、経験を積み、役職が上がることで、年収が400万円～500万円以上になることもあります。また、鍼灸師が個人の治療院を開業した場合や、スポーツトレーナーとして活動することで、さらに高い年収を得ることが期待されます。特に独立開業した鍼灸師は、成功次第で年収が大幅に増える可能性があります。

収入アップの方法

鍼灸師として収入を上げるには、定期的な研修やスキルアップが重要です。また、特定分野（スポーツ、リハビリ、美容など）での専門知識を深めることで、収入を増やすことができます。さらに、開業することで、独自の経営戦略により収入を大きく伸ばすことも可能です。

鍼灸師は、患者さんの健康をサポートする専門職であり、その年収は経験やスキル、働く場所に大きく左右されといえるでしょう。

※参考資料：厚生労働省「令和5年度 賃金構造基本統計調査」

参考：（職業情報提供サイト　日本版O-NET　jobtag）